赤字決算の場合の法人税について|申告は必要?
法人は利益に応じて法人税を支払う必要がありますが、赤字の場合でも法人税申告を行っておくことで多くのメリットがあります。
また、個人と異なり赤字であっても支払う必要のある税金があるため、法人税の申告は赤字であっても確実に行っておくのがよいといえます。
本稿ではその理由について解説していきます。
赤字決算の場合の法人税について
赤字決算の場合は、国税である法人税は納付する義務はありません。
また、法人事業税についても納税義務を負わないため、基本的には赤字の場合法人が支払う税金の納付はほとんどありません。
しかし、法人が赤字の場合でも、法人住民税の均等割については納税の義務を負うことになります。
この法人住民税の均等割は、企業規模と事業月数によって算出されるものであるため、赤字でも納税義務があるのです。
そのため、いずれ納税する義務が生じることもあり、法人税の申告は赤字でも一部逃れられないのが現状であるといえます。
赤字でも申告を行うべき理由
赤字であっても法人税の申告を行うべきである理由は、そのメリットにあります。
・赤字の繰り越しができる
青色申告で法人税を申告していた場合には、赤字を最大10年間繰り越すことが可能です。
そのため、赤字でも青色申告を行うことで翌期の黒字に備えることが可能になるのです。
・前期の黒字から法人税の還付を受けられる
赤字でも申告を行うことによって、前期の黒字から法人税の還付を受けることができます。
資本金1億円以下の企業であれば、連続して青色申告を行っていることによって、前期の黒字から法人税の割り戻しを受けることができるので、赤字でも申告しておくことによってメリットが大きくなります。
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坂口税理士事務所では、税務申告や税務署への書類の作成・提出、個人事業主の経費などに関する税務相談を承っております。
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Staff
税理士・公認会計士紹介
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- 所属団体
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2018年8月~ 税理士会 東京会四谷支部 登録番号(136469)
2010年10月~ 日本公認会計士協会 東京会 登録番号(024618)
2019年4月~ 東京都トライアスロン連合 世田谷支部 監事
2021年6月~ TKC全国会 四谷支部
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- 座右の銘
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- 士業は黒子であり、主役は事業会社・個人事業主である。我々はサポートするのみで、脇役に徹するのみである。
- 目指すはよろず相談所、真摯なご相談は断らない。
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- 経歴
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- 1973年 6月 兵庫県尼崎市にて生を受ける
- 1989年 3月 私立関西学院中学部卒業
- 1992年 3月 私立関西学院高等部卒業
- 1996年 3月 関西学院大学商学部卒業
- 2003年 10月 公認会計士試験2次試験合格 公認会計士補登録
- 2003年 10月 有限責任 あずさ監査法人入所
- 2010年 2月 公認会計士登録
- 2018年 7月 有限責任 あずさ監査法人退所
- 2018年 8月 株式会社WARC入社
- 2018年 8月 税理士登録 坂口税理士事務所開業
- 2021年 2月 株式会社WARC退社
- 2021年 3月 シンシア監査法人入所
◆2003年10月~公認会計士2次試験合格後、有限責任 あずさ監査法人入所
主に、IPO監査業務に従事。IPO累計8社。
その他、監査業務の他、IPO業務開発、セミナー運営、新規事業開発等を担う。
◆2018年8月~株式会社WARCに入社
IPO監査の経験を生かし、IPOコンサルティングに従事し、IPOに関するPM業務や監査法人、証券会社対応について会社のサポートを行う。その他ハンズオンでの経営管理体制の構築に従事。
◆2018年8月~坂口税理士事務所を開業
法人・個人の税務顧問を担当する際には、従前の顧問税理士業とは一線を画し、ただの記帳代行・申告書作成に留まらず、書面添付の実践、経営サポート、補助金・融資支援等、法人・個人がどんなことでも相談できるよろず相談所的な総合サービスを提供
個人では、法人設立支援や、YouTuberをはじめとした個人事業主の税務面でのアドバイスを行う。
法人では、創業社長からバトンを受け取った後継社長への事業承継プランの作成を行うなど、様々なご相談事項についてサポートを行う。
◆2021年3月~シンシア監査法人に入所
IPO監査業務に従事するほか、IPO業務開発担当として日々IPO希望クライアントとの面談に従事。
Office
事務所概要
事務所名 | 坂口税理士事務所 |
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代表者 | 坂口 勝啓 |
所在地 | 東京都新宿区若葉2丁目9-8 四谷F&Tビル101 |
営業時間 | 9:00~18:00 (事前予約で時間外対応可能です) |
定休日 | 土日祝 (事前予約で休日対応可能です) |